静岡県 西遠女子学園 中学校・高等学校
西遠女子学園ピンクシャツデー
本校がピンクシャツデーの運動に参加して、今年で3年目になりました!
昨年度までは、髪飾りやリボンなどピンクの小物のみの着用でしたが、今年度からは、いじめの意思表示をする方法の選択肢を広げるということで、ピンク・赤系統の私服着用を導入しました。
ピンクシャツデーを通して、自分にとって、みんなにとって、温かい雰囲気を作るにはどうするべきかを考え、それぞれの意見を紙に書いて掲示をしました。
また、ピンクシャツデーのような公式に決められた日など、普段自分の感じていること、自分の意思を表すことができる機会に対して真摯に向きあおうと、呼びかけをしました。
もし、何か変えたい、感じていることを誰かに伝えたいと少しでも思っていたら、小さな勇気を出して、自分なりに意思表示してほしいです。その小さなアクションが『次に繋げる』ことになります。
今年のピンクシャツデーは、本学校でピンクシャツデーへの参加を始めた生徒会執行部メンバーがこのイベントの企画に携わる最後の『特別』なものでした。このピンクシャツデーの伝統がこれからも引き継がれていくことを祈っています。

中学生徒会の呼びかけで運動に参加
今年も西遠女子学園では全校でピンクシャツデーに参加しました。
全校生徒が名札をピンクにするだけでなく、個々にヘアゴムをピンクにしたり、マスクをピンクにしたりと思い思いの方法で学校中をピンクに染めることで、1人1人がいじめ反対の意思表示をすることができました。
またピンクの折り紙をシャツ型に折って、それぞれが考える「居心地の良い雰囲気」を書いて掲示板に貼る参加型の活動を行ったり、ピンクシャツデーに関するクイズを学校中に掲示したりしてピンクシャツデーへの理解を深めました。
みんなでいじめ反対の意思表示をするイベントを通じて、みんなが居心地のいい雰囲気について考えることができました。この活動が世界にもっと広がるといいなと思います。

中学生徒会の呼びかけで運動に参加
中学2年生のときの道徳の授業で、このピンクシャツデーについて知った現中学3年生の生徒会執行部は、この運動を知ってから、アクションを起こすことの大切さや、どのようにしたらピンクシャツデーの思いがより多くの人に伝わるかを考えてきました。
そして、今年、私たちもこの運動に参加して、いじめ反対の意思表示をしようと高校のお姉さんたちにも呼びかけを行い、全校でこの運動に取り組みました。
いつもは認められていないピンク色のリボンなどもこの日は許可をとり、ピンク色のものを身につけました。ピンク色のものを持っていない子は、友達同士で貸し合ったり、ピンク色のものを用意するのが難しい子も、どうしたらアクションを起こせるか考えたりしました。
この雰囲気が世界にも広まっていくといいなと願っています。
