北海道 伊達緑丘高等学校

北海道伊達緑丘高等学校では、有志生徒からの提案で令和4年7月より、毎月最終水曜日をピンクシャツデーに設定・実践しました。

活動当初はポスターを作成し、何か１つピンク色のものを身に付け１日生活する事を全校生徒に呼びかけましたが、回を重ねるうちにもっといじめ反対運動を浸透させたいとの生徒の思いから、有志生徒が考案したデザインをもとにピンクシャツを作成。

令和4年12月に全校生徒及び全教職員が着用するピンクシャツデーに進化させました。

有志生徒達は、「学校全体でピンクのTシャツを着てピンクシャツデーに参加することで、いじめ反対の意識を全校生徒で高めることができました。」「この活動を通して、多様性についてじっくり考えることができました。」と感想を述べました。

「いじめ」の言葉をよく耳にする現代社会において、生徒が自ら考えて行動を起こし、学校全体で活動できたピンクシャツデーの取り組みは、大変意義ある学びとなりました。

伊達緑丘高校は令和5年3月をもって閉校となりますが、生徒達は卒業後もピンクシャツデーという活動があるということを広め、いじめやハラスメントの撲滅に尽力することを期待します。