先生からのメッセージ

2月26日、私たちの学校でもピンクシャツデーに取り組みました。3年生が中心となっての取り組みでした。

今回の活動では、管理職はじめ、たまたま来校されていた他県の市の教育長も参観してくださり、子どもたちが生き生きと活動している様子を見て、生徒たちを励ましてくださいました。有志の保護者の方も一緒に参加してくださるなど、多くの方の応援を頂いて成功したと思っています。中心となった生徒たちは卒業しましたが、自分たちの活動が身近な人から世界とつながっていくことを喜んでくれると思います。

英語の授業では、Travis氏の始められたこの活動を学年全員が学習しています。そのご本人に私たちの活動を伝えていただけるのも大変光栄です。本当にありがとうございました。


生徒さんからのメッセージ

私たちはピンクシャツデーに向けて全校生徒で様々な今年取り組みました。生徒が一人ずついじめについてのメッセージを書いたり、全校でピンクリースを作ったりしました。

私たちははじめにピンクシャツデーについて英語で書かれた記事を読みました。そして各クラスでいじめを防止するためのメッセージを考えました。それからそれらのメッセージを貼り付けたポスターを作りました。

ピンクシャツデー当日は大きく二つの取り組みをしました。

一つ目はピンクのものを身に付けるというもの。みんな事前に作ったピンクのリースを付けました。それだけでなく、多くの人は上着や靴下、かばんなどもピンクにしていました。上から下までピンク色の人もいました。
二つ目はマスゲームです。三年生全員が色画用紙を持って並び、その様子を上から撮影しました。保護者の方々や先生にも協力していただきました。

ピンクシャツデーを終えてこの活動に参加した生徒に感想を聞いたところ、「世界でこのような運動が広がり、いじめというもののひどさや恐ろしさを伝えていくべきだと思う。」という意見や、「いじめは時に人の命を奪ってしまうほどの恐ろしい行為である、いじめが消えてみんなが仲良くなったその瞬間、ひとつの平和が生まれるという」意見があり、より一層いじめ防止の上での団結の大切さを感じることができました。

日常の”平和”が訪れる世界にするため、私たち生徒は絶対に”イジメ”を許しません。私たちは世界からいじめが消えるように願っています。



ご提供:滋賀県大津市立の中学校